おやこ小学校とは

ABOUT OYAKO-SCHOOL

親子、ときどき同級生。
こども・大人・地域で学び合う
期間限定の小学校。

おやこ小学校とは、 小学生とその保護者さん2人1組で「同級生」として参加してもらうイベント/アートプロジェクトです。
教室に見立てて作り込んだ場所で、 様々な専門家の方を講師に呼び、
親子チームとなって一緒に考えたり手や体を動かしたり、
お互いのことを話し合ったりする授業を行います。
 
2016年に香川県で生まれて以来全国さまざまな場所で開催し、2022年12月現在までに90回の授業、1,700人を超える親子さんにご参加いただいています。

親子、ときどき同級生。
こども・大人・地域で学び合う小学校。

おやこ小学校とは、 小学生とその保護者さん2人1組で「同級生」として参加してもらう、期間限定のイベント/アートプロジェクトです。
教室に見立てて作り込んだ場所で、様々な専門家の方を講師に呼び、親子チームとなって一緒に考えたり手や体を動かしたり、お互いのことを話し合ったりする授業を行います。
 
2016年に香川県で生まれて以来全国さまざまな場所で開催し、2022年12月現在までに96回の授業、1,700人を超える親子さんにご参加いただいています。

おやこ小学校の特徴

POINT 1

目的は親子の対話と協働

おやこ小学校は技術を高める習い事ではありません。親子の絆を深めるための学校です。
親子さんにはチームとして色々な作業を一緒にしてもらったり、体に触れ合ったり、時にはそれぞれのことを話し合ったりしてもらいます。
おうちでの普段の関係性を変えてみて、同じ立場での時間を共有し、お互いについて新しい発見をしたり、理解を深めることを目指します。

 

POINT 2

地域の専門家が講師

国語・算数・理科・社会など、各授業の科目は小学校教科に基づきますが、内容は学校とはかなり異なります。例えば整体師さんによる親子マッサージ、俳優さんによる即興演劇ゲーム、議員さんによる親子討論会議などなど。
地域の専門家の方々に講師となってもらい、親子で楽しめる授業を考えていきます。採点やテストは無く、順位を競うことはありません。

 

POINT 3

ゆるやかな手作り教室空間

教室にあるものは、机も椅子も全て手作り。はじめましてのこどもさんも緊張が解けるような、カラフルで温度感のある空間を目指しています。走ったり落書きしたり、置いてあるもので遊んだりもぜひしてください。
どこか懐かしいようでどこにもないような教室を、地域の方々と一緒に作っていきます。

 

これまでに開催したおやこ小学校

2016.10-2018.03

高松おやこ小学校

場 所 香川県高松市仏生山町
主 催 高松市(文化芸術振興課)
授 業 全20回
協 力 仏生山まちプランニングルーム

 
おやこ小学校はここから始まりました。本来の期間1ヶ月を終えた後も、一年半に渡って自主企画として全20回の授業を開催。地元の方々に毎回支えられながら、ほっこり楽しい学校をつくりました。

 

2019.06

としまおやこ小学校2019

場 所 東京都豊島区巣鴨
主 催 東アジア文化都市2019実行委員会(豊島区)
授 業 全8回(算数・理科・社会・国語)
協 力 大正大学

 
東京にて復活したおやこ小。都心ならではの街歩きや授業構成で、全8回の授業を終了。同地域の大正大学と協働し、学生さんたちが全面的にサポートしてくれたことも嬉しい出来事でした。

 
2020.11

としまおやこ小学校2020

場 所 東京都豊島区池袋(あうるすぽっと)
主 催 あうるすぽっと/豊島区/東京芸術祭実行委員会
授 業 全8回(算数・社会・国語・図工)
協 力 JR東日本池袋運輸区・大正大学

 
区立劇場あうるすぽっとを拠点に、最多となる32組の親子さんと開校。JR池袋運輸区さんにもご協力いただきスペシャルな授業を行いました。マスク姿での授業でも楽しさは衰えません!

 

2021.11

としまおやこ小学校2021

場 所 東京都豊島区池袋(あうるすぽっと)
主 催 東京芸術祭2021(豊島区)
授 業 全16回
協 力 JR東日本池袋運輸区・大正大学

 
過去最多となる200組以上のお申し込みをいただき、1組定員を増やし9組(×4回)の計36組の親子さんと、16回のドラマを繰り広げました。大正大学、JRさんとのコラボレーションも健在。

 
2022.07-08

すぱっくおやこ小学校2022

場 所 静岡県静岡市・浜松市・沼津市
主 催 静岡県・静岡芸術劇場SPAC
授 業 全28回(静岡市16回・浜松市2回・沼津市8回)
協 力 静岡大学、NPO法人クリエイティブサポートレッツ

 
静岡芸術劇場運営、人材育成事業として静岡県にお引越しです。静岡市のほか、浜松市、沼津市も会場として合計200人超の親子さんにご参加いただきました。

 

2022.11

かぞくアートクラブ2022

場 所 東京都豊島区池袋
主 催 東京芸術祭2022(豊島区)
授 業 全10回
協 力 大正大学

 
おやこ小学校のスピンオフ企画!ご参加を「かぞく」に拡大し、芸術家の講師の方々と大人・こども一緒にアートをめいっぱい楽しんで研究する「クラブ活動」を行いました。

 

おやこ小学校の歩み

2016年10月

高松AIR(アーティストインレジデンス)のプログラムとして、香川県高松市仏生山町で「たかまつおやこ小学校」開校。

2016年12月

高松AIRとしての取組みは終了するも、街に愛着が沸きすぎて自主事業として続行を決意。

2018年03月

全20回、約1年半に渡って仏生山町で続いたおやこ小学校閉校。最後は生徒だった親子それぞれに先生を担ってもらう。

2018年06月

高松市瓦町のギャラリー「THE SHOWER GALLERY」にておやこ小学校展示&特別授業を開校。

2019年06月

演出家の多田淳之介さんにお声がけいただき、東京都豊島区にお引越し。東アジア文化都市2019の舞台芸術プログラムとして「としまおやこ小学校」開校。同地域の大学「大正大学」とも協働。

2020年11月

豊島区立の劇場「あうるすぽっと」にお引越し。「東京芸術祭2020」の枠組みとしてとしまおやこ小学校開校。JR東日本池袋運輸区さんにもご協力いただく。

2021年11月

あうるすぽっとにて引き続き「としまおやこ小学校2021」開催。最多となる200組を超える応募がある。定員を9組に増やし、土日で合計4回同じ授業を行う。

2022年06月

演出家の宮城聡さんよりお声がけいただき、静岡県立舞台芸術センター「SPAC」にて「すぱっくおやこ小学校」開校。静岡市のほか、浜松市、沼津市の3校を行い、合計22回の授業を展開。

2022年11月

東京芸術祭2022の枠組みとして、おやこ小学校スピンオフの企画「かぞくアートクラブ」を開催。芸術家を講師に、家族でアートを体験する。